蚊には本当に刺されたくないですよね!痒くてたまらない…(T_T)
蚊の対策に虫除けスプレーを使っている人もいるのではないでしょうか。
バーッと全身にスプレーを吹きかける人。服の上にもかける人。
それなのに結局蚊に刺されてしまうという人もいるのではないでしょうか。
蚊の対策に虫除けスプレーの正しい使い方や、日焼け止めと併用する場合の塗る順番などについてまとめました。
虫除けスプレーの正しい使い方!蚊の対策に!
虫除けスプレーをしても結局刺されてしまう!という人も多いのではないかと思います。
それは虫除けスプレーの正しい使い方をしていないかもしれません。
虫除けスプレーの正しい使い方は、露出している肌にスプレーを吹きかけた後にまんべんなく塗り広げることです。
化粧水やクリームを塗ったりする感覚で、虫除けスプレーを塗り広げていくことが正しい使い方になります。
なぜならば、虫除けスプレーに入っている成分は蚊にとって目隠しの効果を発揮するからです。
虫除けスプレーには、塗った場所の人の体温や二酸化炭素を、蚊が感知できなくなる効果があります。
私自身も勘違いしていたのですが、虫除けスプレーには蚊が嫌う臭いや成分が入っていて蚊が逃げていく、バリアーのようになると思っていたのですが、
虫除けスプレーはそういう効果ではありません。
私と同様にそう勘違いしている人は多いのではないでしょうか。
虫除けスプレーを塗った場所に人がいるということを蚊が感知できなくなる「目隠し効果」になります。
ということは、身体にただ吹きかけるだけでは塗れていない場所ができてしまい、
塗れていない場所は、蚊にとって感知できる場所ということになりますよね。
蚊は少しでも虫除けスプレーがかかっていない部分があると、その部分をめがけて寄ってきます。
塗り広げるというたったひと手間がとても大切なことなんですね!
虫除けスプレーの塗り方の実験
NHKあさイチのスタッフが、虫除けスプレーをしっかり塗り広げた場合と、ただ吹きかけた場合とで、蚊に刺されるのか実験していました。
左手は虫除けスプレーをただ吹きかけただけ。
右手は虫除けスプレーを丁寧に塗り広げた場合。
15分間、蚊のいる箱に手を入れて実験したところ、以下のような結果が出ました。
右手(丁寧に塗り広げた)・・・0匹
丁寧に塗り広げた右手は、蚊にとっては存在がないことになるため寄って来ないんですね。
ひと手間加えることで、効果がしっかり効いてくることが良くわかりますね。
虫除けスプレーの塗り直し時間
虫除けスプレーも汗などで流れたりしてしまうため、塗り直さなければいけません。
虫除け成分には大きく分けて二つの成分があります。
「ディート」と「イカリジン」です。
効果が続く時間はそれぞれ以下の通りです。
・イカリジン…8時間
なので、だいたいこの時間帯に塗り直すことが必要です。
肘は特に擦れやすいので、細目に塗り直すことが大事だと言っていました。
ただ、ディート成分には特に注意点があるようです。
・腕時計の文字盤や眼鏡のフレーム樹脂を溶かす可能性がある
・ポリエステルやナイロンの合成繊維を劣化させてしまう可能性がある
②年齢によって回数の使用制限などがある
商品の裏面に書いてあったりする注意書きをしっかり読むことは大事ですね!
ディートとイカリジンの構造は基本的には同じだそうです。
持続時間や値段などに差があるとのことで、
「使いやすいイカリジン、お求めやすいディート」で使い分けると良いとあさイチで東京慈恵医科大学の嘉糠教授がお話しされていました。
蚊の生態に詳しいそうです!
再度ディートとイカリジンの違いをまとめました。
①ディート | ②イカリジン |
・持続時間:2~3時間 ・樹脂や合成繊維にかからないよう注意 ・年齢によって使用制限回数などがある ・値段は求めやすい |
・持続時間:8時間 ・値段はディートより高め
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これは一般的に言われていることのようなので、商品ごとにしっかりと注意事項を確認することが必要になります。
虫除けスプレーで皮膚が心配な場合は、腕の内側などで試してみてからが良いそうですよ!
虫除けスプレーと日焼け止めは塗る順番はある?
夏は虫除けスプレーと共に、日焼け止めも必須の季節ですよね!
どちらを先に塗ると良いのかというと、日焼け止めを先に塗ってから、虫除けスプレーの順番だそうですよ!
それぞれの効果をより発揮してもらうために、間違えないように使いたいですね!
まとめ
以上、蚊の対策に虫除けスプレーの正しい使い方や、日焼け止めと併用する場合の塗る順番などについてでした。
商品の裏に書いてある注意事項や使い方などは、しっかり読んでその通りに使うことが大事ですね。
これからは注意事項や使い方をしっかり確認しましょう!!