橋本崇載(たかのり)八段ことハッシーの将棋棋士引退が2021年4月2日に発表されました。
堅いイメージがある将棋界において、棋士の物まねやユーモア溢れるトーク、金髪パンチパーマなどでファンを楽しませくれた、人気のあった棋士です。
橋本崇載(ハッシー)八段の引退理由を中心にお話ししていきます。
橋本崇載ハッシーの休場から引退へ
2001年に18歳でプロ入り。個性的な服装や髪型で世間を賑わせ、テレビやメディアなどにも出演し、ユニークな性格で将棋界を盛り上げた一人です。
2020年10月から「一身上の都合」という理由で休場をしていた橋本八段。
2021年4月2日付けで日本将棋連盟に引退届を提出し受理され、休場からそのまま引退となりました。
休場も引退の理由も「一身上の都合」とのことで、原因が明確ではありませんでしたが、引退届が受理され、ニュースとして公になった2021年4月2日に橋本八段よりYouTubeにて「引退に至るまでの経緯」とのことでお話しがありました。
橋本崇載が休場から引退への理由!子の連れ去り?
「この子の母親が結翔を連れ去りました。」
そう話した橋本八段。
2019年3月に産まれたお子さんがおり、2021年4月現在で2歳の男の子のこと。
なのでご結婚をされていたようですね。
ですが、息子さんが誕生した同年7月18日に橋本八段が対局から帰宅すると、お子さんと奥様が家からいなくなっていたそうです。
奥様は突発的ではなく、弁護士に相談しながら計画的に子供を連れて出ていったようです。
「浮気も暴力も精神的に追い詰めるようなこともしていない」とのことで、橋本八段には心当たりがなく、とても困惑された様子が伝わってきます。
現在は離婚裁判中とのことで、「妻」という言葉は使っておらず、「この子の母親が」という表現をされていました。
こういった背景があり、今回引退に繋がっていったようです。
詳しい経緯はまた今後話していくともおっしゃっていました。
橋本崇載の決意と覚悟
「子の連れ去り」とは現在社会問題となっており、急に子供と会うことができなくなってしまった親たちが法改正を求めて動いています。
橋本八段の「告発することを決めた」といった言葉に、固い決意でカメラの前でお話しされているのを感じました。
きっと本来なら愛しい大切な子供の母親でもあり、家族になったパートナーである人を相手に告発はしたくなかったのではないかと思います。
奥様のご両親を呼んで話し合いをしたとも話しており、きっとできることは全て力を尽くし、やむを得ず告発する道を選ぶしかなかったのでしょう。
お子さんのことを愛しそうに話し、「親というのは命をかけて子どもを守るのが役目」と語っていた橋本八段。
今回のことはご自身のこともそうですが、同じ状況で苦しんでいる人たちのためにも、国や社会に対して訴えかけていくという強い姿勢が見受けられました。
(拡散希望)引退の経緯を毎日に渡り発信して参ります。皆様どうか、一人でも多くこの動画を視聴頂き、この問題を考えて頂ければ幸いです。
第一話、引退に至るまでの経緯 https://t.co/dPiqjymdQE @YouTubeより
— 橋本崇載 (@PoDJY2QWOE3dMqv) April 2, 2021
まとめ
今、世論のなかでも夫婦間の問題で、子供と会えないお父さん、お母さんが増えていると話題になっています。
橋本崇載八段の、お子さんと離れ離れになってしまった悲しみや、何もわからないまま突然目の前からいなくなってしまった戸惑いなどがとても感じられました。
奥様側のお気持ちやお話しもないので、奥様は奥様の中で何を感じ、何を思い考えての行動なのかは全くわからないため、真実もわからない状態です。
家族であっても一人一人個性があり、感じ方も違い、価値観も全く違うので、一緒にいても住んでいる世界というのは違うと思った方が良いのでしょう。
今回のことに限らず、夫婦の間、ご家族の間、人と人との間で、第三者を交えても良いので、正直に自分の中にあること、感じたこと、心の内を話しできる安心がある関係性を築いていける社会になったらと勝手に願ってやみません。
まずは自分自身が実践していかなければいけませんね。
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